オーラルフレイル予防、改善
オーラルフレイル予防、改善(介護生活に入らず自立した生活を可能にするため)
オーラルフレイルは、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、
かめない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下から始まります。
口腔機能低下は身体の衰え(フレイル)と大きく関わっています。
フレイル
フレイルは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。 多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。

フレイル予防は栄養と運動です。
特に栄養は口から取ることが大切です。口腔機能の衰え(オーラルフレイル)が栄養摂取の不足を招く可能性があります。栄養摂取不良状態になるとフレイルになる可能性も考えられます。
65歳以上からオーラルフレイルが生じやすいと考えられていますので口腔内の定期的検診・清掃と合わせて口腔機能検査を受けられることが望ましいと考えております。